サラリーマンモリタシの年収250万円でもできる資産運用

年収250万円のサラリーマンです。少ない年収でも可能な資産運用について勉強しながら実践しています。

高配当ADR、National Grid plc(NGG)に注目してみました

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おはようございます。昨日は春めいた陽気でしたので、家族で公園に出かけました。同じような家族連れも多く、わりとシャイな長男ですが、他の子ども達の中でも彼なりに楽しんでいたようでそんな様子を妻と眺めたりと、なかなかハッピーな一日を過ごすことができました、モリタシです。

 

さて以前から気にはなっていた銘柄の一つに、高配当ADRであるNational Grid(NGG)があります。2017年の5月を境に下げのトレンドに転じていたのですが、ここ最近の調整相場で一段と値を下げており、配当利回りが5%を超える水準まで上がってきました。

 

ADR?

ADRとは、”Aemrican Depositary Receipt”の略で簡単に言うと、米国外の企業の株式を米国に上場されている株式と同様に売買できる仕組みです。メリットはもちろん米国外の企業の株式をドル建てで購入できることと、米国で売買しながらも税に関しては企業それぞれの国のルールに従うことです。

 

具体的には、米国企業からの配当には10%の外国源泉徴収税がかかります。ところが例えばイギリス企業のADRから配当をもらった場合には、イギリスの配当にかかる源泉税率は0%ですので税金がかかりません。NISA口座で買い付けた場合には、日本国内でかかる20.315%の税金もかかりませんので、支払われた配当金はまるまる手元に届くことになります。

 

NGGの現在の配当利回りは

NGGの配当は年2回で、直近の配当は2017年の5月に$1.892、11月に$1.017の合計$2.909でした。株価が2017年の最高値である$75.20だった場合には、配当利回りは

・$2.909/$75.20=3.86%

でした。この利回りでも低くはないのですが、現在の株価で計算すると

・$2.909/$51.94=5.60%

ととても魅力的な水準になっています。

 

5年間のチャートです。

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2017年5月に高値をつけたのは、National Gridが保有していた英国ガス供給事業権益の61%を売却を完了し、その利益のうち40億ポンドを特別配当として還元したためだと思われます。その後は下げ続けていますね。

 

高配当で外国源泉徴収税がかからないという二重の魅力

高配当ADRは他にもオーストラリアの銀行であるウエストパック銀行(WBK)などもよく知られています。モリタシの資産運用のコアである連続増配銘柄のようには毎年増配しているわけではなく、配当自体も米国外の企業ということでイギリスならポンド、オーストラリアならオーストラリアドルと米国ドルとの為替の影響も受けます。

 

それを考慮しても魅力的な水準ですね。今まででしたら素直に買いたい!ということになったと思うのですが、去年の12月以降の生活環境の変化に伴い、実は現在投資スタンスを再考しているところです。決まりましたらブログでお伝えします。

 

 

ではでは、また。

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