いよいよアップルのイベントまで19時間と迫ってきました。今回はアップルに不満を持つエンジニアが、iOS11のGolden Masterを意図的に流出させたそうで、様々な情報が判明しています。
新型iPhoneの名称・・・iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus
・iPhone X
5.8型 OLED 2436×1125ドット ※True Toneディスプレイ
CPU A11 6コア(高性能Monsoonコア×2、低消費電力Mistralコア×4)
メモリー 3GB ※iPhone 8=2GB、iPhone 8 Plus=3GB
背面カメラ 1200万画素
前面カメラ 700万画素
動画 4K 60fps、1080p 240fps
ホームボタンなし
電源ボタン側面
Face ID(3D顔認証)あり ※Apple Payとの互換性あり
ワイヤレス給電あり
ポートレートモード新機能 光コントロール
【そのほか】
次世代Apple TV(4K対応など)
次世代Apple Watch LTE版リリース
AirPodsマイナーアップデート(インジケーター位置の変更など)
11日の市場が開いて30分ほどの株価です。
直近1年の日足チャートです。一年近く50日移動平均線が200日移動平均線にタッチすることなく、上がり続けています。株価が割高かどうかの目安となる指標PERは18.38倍でハイテクセクターの平均PERが23.9倍ほどですのでセクター平均よりは低いです。
PER
一株当たりの利益に対して何倍の金額で取引されているかを示し、 株価が割高か割安かを表す指標
米国全体にいえますが、現在米国市場は大した調整もなく上がり続けているため”バブルなのでは” ”割高すぎて買えない”という意見はよく目にします。しかしこのまま上がり続けるのであれば現在の価格は”割安だった”ということになりますし、下がれば”やはり割高だった”ということになります。
結局のところ”誰も確実には予測できない”という事実は、こと投資の世界においてもとてもよくあることです。私は”人はしたいようにしかできない”という持論ですので、様々な情報を取捨選択した上で決定する自分の選択は、他のだれでもない自分の責任において常に正しい、という考えで投資に相対しています。
たとえマイナスの結果になったとしても、誰も言い当てることはできないのです。”その時自分が取りたかった行動に即して行動している”、ということを肝に銘じて日々を生きていると、何事によらず楽に過ごせます。なぜならその選択は自分の意志によるもので、だれに責任をぶつけることも、迫られることもないからです。
さて、”sell the fact”の格言通りなら、カンファレンス後のアップルの株価は下がることでしょう。上がったとすれば、それは想像以上に素晴らしい製品が発表されたということになるのではないでしょうか。

- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
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