サラリーマンモリタシの年収250万円でもできる資産運用

年収250万円のサラリーマンです。少ない年収でも可能な資産運用について勉強しながら実践しています。

FRBのバランスシート縮小が10月に始まる?

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日経平均が約3ヶ月ぶりに年初来高値を更新しました。

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※出典:Yahooファイナンス

終値は前週末比389円88銭(1.96%)高の2万0299円38銭で取引を終えています。理由は米国の長期金利が上昇し、外国為替市場でも円安が続いているためです。また、安倍総理が”10月にも解散総選挙を”という意向を示したことも好感されました。

 

これに伴い前回の記事で取り上げた三井住友TAMの「日本株式インデックスe」もついに¥19,000台を突破し、設定来高値を更新しました。

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※出典:Yahooファイナンス

私の中で”設定来高値を更新した”という、心理的な節目を迎えましたのでNISAを含め、保有していた分すべてを売却手続きしました。約定日は9/20、受渡日は9/26です。

 

FRBのバランスシート縮小が10月に始まる?

markethack.net

いつもチェックしているサイトの一つ、米国株個人投資家の間では知らない人はいないと思われます、「Market Hack」にこんな記事が載っていました。

 

FRBのバランスシート縮小とは「FRBが保有資産の量を減らす」ということです。

 

まずFRBとは

FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、日本における日銀と同様、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれる。
連邦準備理事会は、7名の理事から構成されている。

 

米国はリーマンショック以降、3回に渡り大規模な量的金融緩和政策を取ってきました。現在の日本がそうであるように、国が発行する国債をその国の中央銀行が買うことで市場にお金をじゃぶじゃぶと増やしました。市場にお金があふれる=企業や個人の設備投資や消費を促し、景気回復を図った、という図式です。

 

つまりFRBのバランスシート縮小は、この”市場にお金を増やすために買った国債などの資産を減らしていきますよ”という意味になります。つまり景気の拡大から徐々に景気の引き締めへとシフトしようとしているのです。

 

因みに経済ニュースなどでよく耳にするFOMC(連邦公開市場委員会)は、このFRBの理事7名や地区ごとの連邦準備銀行(FRB)総裁5名で構成されていて、アメリカの金融政策やFFレートの金利誘導目標を決定する機関です。 

 

さて実際にFRBのバランスシート縮小が始まるとどういうことが起きるのでしょうか。短期的には米国債が売られる→債券利回りが上昇→ドルが債券市場に→株価は下がり始める、ということが予想されます。

 

米国株式市場は大した調整もなく上がり続けています。これをきっかけとして調整に入るのでしょうか。20日に開催されるFOMCに注目です。

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