おはようございます。昨日は夕飯に太刀魚の刺身をいただきました。秋は魚が美味しい季節ですね、モリタシです。
私は資産運用で最終的には”毎月4万円の配当収入”を目指しています。現在、私が保有している個別銘柄およびETFの利回りの平均は、税引き後で2.33%です。この利回りで毎月4万円、年に48万円配当収入を得ようとすると、必要な元本は約2060万円になります。
毎年新たに拠出している金額が一年あたりおよそ¥432,000。これを20年続けると¥8,640,000になり、今現在の資産¥4,800,000との合計が¥13,440,000となります。
必要な元本¥20,600,000から¥13,440,000を引いた金額は¥7,160,000です。つまり私の目標に対して不足すると思われる金額が¥7,160,000となり、定年までにこの金額をどうするかが私の資産運用上の課題です。
2つのエンジン
前回、”自分で利回りを作る”という考え方を記事にしました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
さてこの”自分で作る利回り”という名の積立をしながら、同時に米国の個別銘柄およびETFを運用しています。資産は投資信託から米国市場へ資産を数年かけて移している途中ですので、厳密に私の保有資産全額分が2.33%の配当をもらえるわけではないことをあらかじめお断りしておきます。
ここではわかりやすいように便宜的に私の保有資産全額分、2.33%の配当金をもらえることとします。
さて私の投資方針は、”米国の大型優良かつ連続増配をしている株、そしてETFを長期で保有し、受け取った配当金はリタイアまで再投資する”ことです。つまり減配や配当停止がなく、株価が上がっても下がっても確定せずに含み益、含み損の状態であれば、株価とは関係なく少なくとも2.33%のリターンを毎年得ることができることになります。
つまりここまでで
年額¥432,000(自分で作る利回り)+2.33%(配当利回り)
のリターンを見込めるといえます。
ここからさらに、個別株やETF自体の値上がり益であるキャピタルゲインを加味するとどうなるでしょう。
個別株の利回り
私の保有する個別株の、1997年1月と現在の価格を比べてみます。フィリップモリス(PM)のみ2008年3月と現在の価格です。
この20年間の各個別株の平均利回り(配当金含まず)は次のとおりです。
そしてこれらの利回りの平均は6.35%でした。
この利回りが今後20年間同じように続くと仮定して、”年額¥432,000(自分で作る利回り)+2.33%(配当利回り)”に足します。
- 年額¥432,000(自分で作る利回り)+2.33%(配当利回り)+保有株の平均利回り(6.35%)=年額¥432,000+8.68%
年額¥432,000の積立+8.68%になりました。これは理想的な状況での利回りという前提で、”年額¥432,000の積立+8.68%”で現在の資産を20年間運用した場合の試算をしてみます。その結果、税引き後で¥36,503,745となりました。20年で実に171%もの利率となっています。
皮算用ついでに、この¥36,503,745から受け取ることのできる配当金額は
- ¥36,503,745☓2.33%=¥850,537(年額)
- ¥850,537/12ヶ月=¥70,878(月額)
となり、目標としている”毎月4万円の配当収入”を実現できています。素晴らしいです。
この皮算用を現実のものとできるかどうか。結果は20年後にわかるのでしょう。
ではでは、また。