おはようございます。朝方の生活に挑戦を始めてまずは初日のモリタシです。
現在ジュニアNISAでは、ドル転した資金で米国のETFであるバンガード トータルストックマーケットETF(VTI)を年に約1,000ドル分、購入しています。運用方針も同様に、これを毎年続けていくつもりにしていました。
ところが今年9月末、楽天投信投資顧問から、バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)を買い付けていくだけというシンプルながらも無駄のない、「楽天・全米インデックスファンド」という投資信託が発売されました。
「楽天・全米インデックスファンド」の発売以来、ジュニアNISAでの運用方針を、今まで通りドルでVTIを直接買い付けるのか、それとも日本円のまま楽天・全米インデックスファンドを買い付けるのか、悩んできました。
ジュニアNISAの運用状況(2017年10月) - サラリーマンモリタシの年収250万円でもできる資産運用
結論として、”悩んでいるなら買ってみればいいんじゃない”という考えに落ち着き、毎月最終金曜日に注文を出すことにしました。というわけで早速注文しました。
買い付け方なのですが、非課税枠での運用ですし、以前から興味はあったのですが主に税金がネックとなり試したことがなかった、「バリュー平均法」に習って買い付けて行くことにしました。
モリタシの買い付け方
詳しくはこちらの本などに譲りますが(「確定拠出年金」最良の運用術)、よく知られているドルコスト平均法は毎月一定額を買い付けていきます(例えば¥10,000)。一方私の買い付け方は、毎月買い付けるその時の価値が¥10,000分ずつ増えていくように買い付けます。
例
・今月¥10,000分買い付けた
・11月の最終金曜日時点の評価額が仮に¥10,100だった。
→¥9,900分買付。なぜなら11月購入時点の目標評価額が¥20,000だから。
となります。これを毎月続けていきます。
・12月の最終金曜日時点の評価額が仮に¥20,500だった。
→¥9,500分買付。なぜなら12月購入時点の目標評価額が¥30,000だから。
・1月の最終金曜日時点の評価額が仮に¥31,000だった。
→¥9,000分買付。なぜなら1月購入時点の目標評価額が¥40,000だから。
・2月の最終金曜日時点の評価額が仮に¥38,000だった。
→¥12,000分買付。なぜなら2月購入時点の目標評価額が¥50,000だから。
以上たとえば4ヶ月のシミュレーションでした。この買い付け方のメリットは、ドルコスト平均法で買い付けるよりも、高い時に少なく、安い時に多く、効率的に買い付けることができる点です。デメリットとしては、価格下落時に買い付ける金額が大きくなるため、下落相場が続くと買付の金額が大きなまま毎月買い付けることになり、買い続けるために多くのキャッシュが必要になる可能性があることです。
この買い方は資金が豊富であれば、個別株、ETFでも同じような買い方ができますが、最低買付金額も投資信託に比べると大きく、いかんせん資金量の少ない私がやると手数料ばかりかかって効率が悪くなります。しかし投資信託であれば、最低100円以上1円単位からの買付が可能ですので、私のように少ない毎月の拠出額でもそれなりに効率的な買付が実現できるのです。
モリタシ家のジュニアNISAの場合
一年間のジュニアNISA枠、40万円分に対してモリタシ家では基本的には年に12万円分、月¥10,000分の拠出額での運用です。加えて生まれてすぐに運用を始めたわけではないので、月齢数*¥10,000よりも子ども手当、お祝いなどでいただいたキャッシュの方が大きい現状ですので、リーマンショック級の下落相場でも問題なく買付を続けることができます。
先日開設(楽天証券の口座開設を申し込みました - サラリーマンモリタシの年収250万円でもできる資産運用)した楽天証券の口座でも、「楽天・全米インデックスファンド」を買い付ける予定です。メインの資産運用である、米国個別株およびETFの方では毎月追加資金を拠出する余裕が無いため、割りと待ち続けるスタンスでした。しかしこれからは、ジュニアNISA、楽天証券の2つの口座で毎月買い付けていくことができるため、待ちのスタンスの資産運用に少しばかりのアクセントになりそうで楽しみにしています。
ではでは、また。