サラリーマンモリタシの年収250万円でもできる資産運用

年収250万円のサラリーマンです。少ない年収でも可能な資産運用について勉強しながら実践しています。

「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」が発表されました

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おはようございます。先日コストコで買ったマフィンにNutellaを塗って食べることを目標に今朝もなんとか朝活時間帯に起きることができました、モリタシです。

 

昨日、記事の終わりに

バンガード・ジャパンおよび楽天投信は、『楽天・バンガード・ファンド』の更なるラインナップの拡充を企画しています。そして、その普及・浸透に向け両社HP他、利用可能なメディアを通じて商品内容とその活用方法等について広く投資家の皆さまにお伝えし、分散投資の一助となるべく尽力して参ります。

という引用を載せていましたが、早速楽天投信投資顧問株式会社が新たにインデックスファンドを設定していました。その名も、「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」です。

 

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投資対象にしているのは、米国株個人投資家のあいだではよく知られている、新興国を投資対象とした米国ETFであるVWOです。では詳しく見ていきます。

 

楽天・新興国株式インデックス・ファンド

・ファンド名:楽天・新興国株式インデックスファンド

・信託報酬

  • 委託会社・・・年0.054%(税抜0.05%)
  • 販売会社・・・年0.054%(税抜0.05%)
  • 受託会社・・・年0.0216%(税抜0.02%)
  • 管理報酬:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF・・・年0.14%

  合計 年0.2696%程度(税込み)

・運用開始予定日:2017年11月17日(金)

・運用方式:ファミリーファンド方式

・当初販売会社:

 楽天証券(11月17日、金)

 マネックス証券(11月17日、金)

 SBI証券(11月28日、火)

 

運用方針には

当ファンドは、新興国の株式市場の動きをとらえることを目指して、FTSEエマージング・マーケッ ツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標に 運用を行います。

とあります。管理報酬をみても、楽天・新興国株式インデックスファンドは他の二本の投資信託同様、”シンプルに米国ETFを買い付けていく”ファンドのようです。

 

インデックスの特徴に注意

新興国を対象としたインデックスにはいくつかの種類があります。そのうちの一つがMSCI・エマージング・マーケット・インデックスでもう一つがVWOも対象としている、FTSEエマー ジング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスです。

 

大きな違いは、MSCI・エマージング・マーケット・インデックスは投資対象国として韓国を含み、FTSEエマー ジング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスは含みません。

 

MSCI・エマージング・マーケット・インデックスに連動を目指す、iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット(EEM)とFTSEエマー ジング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスに連動を目指すVWOの5年間の比較です。

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※青:EEM、赤:VWO

ここ数ヶ月はEEMのほうが成績がいいですね。個人的には新興国に韓国を含むのはふさわしいのだろうか・・・と疑問を感じているのが正直なところではあります。

 

配当利回りはどうなる?

話を戻しまして、楽天・新興国株式インデックス・ファンドの申込みコースには

・収益の分配時に分配金を受け取るコース(「分配金受取コース」)

・分配金が税引き後無手数料で再投資されるコース(「分配金再投資コース」)

の2つのコースがあり、ただし、販売会社によっては、どちらか一方のみの取扱いとなる場合があるとのことです。

 

因みにVWOの現在の配当利回りは

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となっています。新興国を対象としているだけあって高めの配当利回りですね。「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」の分配金がVWOの配当利回りとどれくらい差がでるのか、注目です。

 

SBI証券での月間販売金額ランキング一位の商品は

因みに11月1日現在、SBI証券で投資信託の月間販売金額ランキングにおける、新興国を対象とした商品の一位はこちらです。

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信託報酬は年率0.3672%以内となっています。

 

私も以前は新興国を対象としたインデックスファンドを保有していましたが、運用方針を見直し、資産を整理した際に解約しました。現在の運用方針では新興国に直接投資することはありませんが、より優れた選択肢が増え、コストが下がるのは投資家にとって嬉しいことですね。

 

ではでは、また。

 

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