おはようございます。昨日日経平均は+389.25円で引けて25年10ヶ月ぶりの高値水準をつけました。約二ヶ月で19%ほども騰がっていますね。25年前といえば青春まっしぐらの高校生でした、モリタシです。
ここのところ保有銘柄であるAT&T(T)が下げ続けていたので気になっていたのですが、去年2016年に発表したタイム・ワーナー(TWX)買収に暗雲が漂っていることが理由のようです。
タイム・ワーナーとAT&Tの株価の相関性
まずタイム・ワーナー(TWX)のチャートを見てみます。6ヶ月のスパンです。
報道があった11月2日に大きく下げていますね。
次にAT&T(T)のチャートです。こちらも同じく6ヶ月スパンです。
報道があった日に大きく下げたわけではないですが、報道以前から下げていました。
では2つのチャートを重ねてみてみます。
青:タイム・ワーナー、赤:AT&T
6ヶ月間の下げ率はタイム・ワーナーの-4.82%、AT&Tの-16.65%と大きく違いますが、チャートの形はとても似ています。例えば次のチャートは上記のチャートの一部を拡大したものです。この下のチャートの水色の矢印で指した日には両社とも株価が大きく上がっています。
この日にはこんなニュースがありました。
直接影響があったAT&Tの上がり率のほうが高く8%ほど上がっていますが、タイム・ワーナーもその半分の4%ほどは上がっています。
その日は突然やってくる
私はAT&Tしか保有していませんが、どちらも保有している場合、上がればいいですが下がる時はどちらも下げることになりそうですね。買収報道がなされているので当然といえば当然なのでしょうが、ある日を境に相関性が急激に高まり、それまでリスクの分散できていたものができなくなるということを実感しました。
AT&Tホルダーとしてはこの買収はうまくいってほしいものです。
ではでは、また。