おはようございます。先日コストコで買ったあるソーセージが思いの外美味しくてこれはリピートしてもいいかなと思いました、モリタシです。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017
昨日「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に投票しました。この企画自体は折しも私が本格的に資産運用を開始した2007年に始まっており、当時から資産運用の参考にさせていただいていました。
まさか自分で投票する日が来ようとは夢にも思っていませんでしたが、折角の機会だと考え今回初めて投票することにしました。
2016年に受賞した商品は
それでは去年の順位を見てみたいと思います。去年の有効総投票者数は139名、有効総ポイントは695ポイントでした。
<一位>
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 連動を目指すベンチマークはMSCIコクサイ インデックス(配当込み 円換算ベース)
- 3年連続の受賞
- 得票・・・47名(33.8%)が投票、146ポイントを獲得(21.0%)
3年連続一位という結果は、当時の鉄板銘柄と言っても過言ではないですね。選ばれた理由の多くに”コストの引き下げ”ということが挙げられていました。マイナスのリターンであるコストが下がることは、つまりリターンをあげることに直結します。どの投資商品もそうですが、投資対象を選ぶ時にまずはコストに注目するのは大事なポイントですね。
<二位>
たわらノーロード 先進国株式
- 連動を目指すベンチマークはMSCIコクサイ インデックス(配当込み 円換算ベース)
- 初登場
- 得票について・・・18名(12.9%)が投票、55ポイントを獲得(7.9%)
初登場でありながら二位を獲得しました。選定理由の多くに、こちらもコストの積極的な引き下げ(コストの低い同等商品が出た場合引き下げを検討する)や、投資先のマザーファンド(外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド)が圧倒的な規模で安定している、といった事が挙げられていました。
因みに2015年は「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」、2014年は「バンガード・ワールド・ストックETF(VT)」が二位でした。
<三位>
バンガード・ワールド・ストックETF(VT)
- 連動を目指すベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 8年連続トップ10入り
- 得票について・・・13名(9.3%)が投票、42ポイントを獲得(6.0%)
なんと8年連続でトップ10入りという根強い支持を得ているETFです。格安のコストで全世界に投資できるということが理由として挙げられていました。バンガードは口先だけではないコストの引き下げを実施している企業で、日本の投資商品(主に投資信託)のコスト引き下げのきっかけとなったのではないでしょうか。
因みに2015年は「バンガード・ワールド・ストックETF(VT)」、2014年は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が三位でした。
<四位>
iFree 8資産バランス
- 値動きの異なる8つの資産クラスに分散投資を行う
- 9回目のトップ10入
- 得票について・・・11名(7.9%)が投票、36ポイントを獲得(5.6%)
初登場で四位を獲得しています。投資対象が①国内株式、②先進国株式、③新興国株式、④国内債券、⑤先進国債券、⑥新興国債券、⑦国内リート、⑧海外リートの8種類となっており、ベンチマークとの連動を目指す多くの商品とは異なる運用方針を持つ商品です。低コストで多くの資産クラスに分散投資できるバランス型の商品であることなどが、選定の理由として挙げられていました。
因みに2015年は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、2014年は「結い2101」が四位でした。
<五位>
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- バンガード社の8種類のインデックスファンドに投資(リートは含まない)
- 初登場
- 得票について・・・13名(9.3%)が投票、35ポイントを獲得(5.0%)
9回目のトップ10入りを果たしています。こちらも当時の鉄板銘柄といえるでしょう。私も2007年から109ヶ月、9年と1ヶ月の間、毎月¥10,000積み立てていました。徐々に解約して数年後までに全てを解約する予定ですが、現在も保有しています。発売された2007年、当時としては低コストで世界中の様々な資産に分散投資できる画期的な商品でした。発売された翌年のリーマン・ショックを乗り越えて積み立てたおかげで手にすることができた利益が、その後の私の長期投資というスタンスを選ぶ裏付けとなっています。
因みに2015年は「ひふみ投信」、2014年は「eMAXIS バランス(8資産均等型)」が四位でした。
結果は2018年1月
東京都内でイベントが開催され、そこで発表されるようです。妻が出産を控えており加えて地方在住ですので、おいそれと家を空けるわけにもいきません。残念ながらイベントに参加することはできませんが、自分自身が投票に参加したこともあり、例年以上に楽しみにしています。ツイッターやブログでのリアルタイム実況、報告レポートなども簡単に目にすることができますので、お祭りの雰囲気は感じることができそうです。
ではでは、また。