こんにちは。昨日はごま鯖をいただいたので「まずは塩焼きだろう」ということで、半身を塩焼きにしていただきました、モリタシです。
やはり真鯖に比べると味が落ちますが、青魚は旨いですね。小学生の時に引っ越してきてからは、海が近いため新鮮な魚を食べる機会にとても恵まれてきました。肉も魚も旨いものは脂がうまいですね。
さてとりあえず使う予定のない資金の行き先を検討した結果、BNDがいいだろうということで実際に$1,000ほど買い付けました。ところが1月末からの米国市場の調整を経て見直してみると、米ドル建MMFのほうがいいのではないかと考え始めたのです。
1月末からのBNDの推移
黄:ダウ平均株価、水色:BND、矢印:BNDを買い付けた日
ダウ平均が最高値を更新した1月26日のBNDの終値は$80.80でした。これ以前にも徐々に下げていましたが、その傾向は続いています。直近の2月9日には$79.57で引けています。つまりこの間、$1.23、率にして1.5%ほど下げたことになります。
出典:SBI証券
ここで現在の利回りを見ておきます。分配利回りは2.56%となっています。ここから外国源泉徴収税と所得税、地方税を引くと実質の利回りは
- 2.56%*0.9*0.8=1.84%
となります。NISA枠で購入した場合は2.3%です。ここ2週間で1.5%ほど値を下げていることは述べました。つまり利回りから下げ分を引くと
- 1.84%-1.5%=0.34%
となり、NISA枠で購入していた場合でも0.8%ほどの利回りにしかなりません。といった利回りの計算をしていた折に久しぶりに見てみた外貨建てMMFのページに並んでいた商品はこういったものでした。
外貨建MMFのラインナップ(SBI証券、2018年2月)
出典:SBI証券
一番上の米ドル建MMFである”ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド”の利回りは1.139%もありました。外貨建MMFの税金は次のようになっています。
出典:SBI証券
外国源泉徴収税はかかりませんので、一律20.315%のみです。つまり”ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド”の利回りは
- 1.139%*0.8=0.91%
となり、BNDのここ2週間の実質利回りよりも高いことがわかります。しかも売買手数料は無料で、月末毎に分配金は再投資されるという商品です。
BNDと比較したデメリットとしては、売買に若干時間がかかるため流動性が少し低くなる、といったところでしょうか。為替リスクや、為替手数料は、ちょこちょこドル転してドルベースで資産運用を考えている私にはデメリットになりません。元本割れの可能性もゼロではありませんが、その可能性はとても低く、よしんば割れたとしてもBNDよりも値動きがでるとはおよそ考えにくいです。
結論として
金利上昇にともなう債権価格下落傾向の現在は、BNDよりも外貨建MMFのほうが一時避難先としてふさわしいと私は判断しました。ただし例えば10年以上保持するのであればBNDを選びます。
さて現在もっているBNDを売るかどうかといえば、恐らくそのままキープで残りの資産でMMFを買い付けることになると思います。BNDを売らない理由は、”何事も経験”といった程度のものですが。
さて株式市場は今週も楽しみな1週間になりそうです。
ではでは、また。