年収250万円、40代、既婚、子ども一人(もうすぐ二人)の地方在住、中小企業に務めるサラリーマンです。
このブログは年収250万円というけして多くはない収入で資産運用を考えたときに、
・どんな手段があるのか、その中で有効な選択肢は何であるか
を考え、次に
・実際に運用してどうなのか、増えているのか減っているのか
を書いていこうと思います。
平均から見た年収250万円という立ち位置
40代で年収250万円という金額は同世代からするとかなり少ない方でしょう。
厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によれば40〜44歳男性の平均は360.7万円となっています。
私が勤務している会社は業界自体が縮小傾向のため、給与はほとんど上がりません。また、ボーナスもなく、したがって貯金できる金額もかなり限られています。そんな状況で老後を迎えることに大きな経済的な不安を覚え、「いったいどうすれば老後への蓄えを準備することができるのか」という悩みを解決するために、資産運用について改めて勉強し始め、実践することにしました。
投資遍歴
実は資産運用自体は2007年から始めていました。海外で自分の目標に向かって過ごしていた日々にけじめをつけ、帰国して東京で就職し、それをきっかけに当時雑誌を読んで知った日本の個別株と投資信託、FXを選んで投資することにしたのです。
当時どんな個別株を買っていたかといえば、雑誌に紹介されていたり、「なんとなくよさそうだな」「名前を聞いたことがある」という程度の自分なりの根拠がまるでないまま選んだ、任天堂、スクェアエニックス、ザインエレクトロニクス、スズケン、といった銘柄でした。といっても単元ずつ買えるほどの資金は、海外生活で貯金を使い果たしていたため、もちろんなく、単元未満株で購入していました。
同時に始めた投資信託は、これまた無数にある中から、さわかみ投信の「さわかみファンド」とセゾン投信の「セゾンバンガード・グローバルバランスファンド」を選び、この2つを毎月1万円ずつ自動的に買い付けていました。
最後にFX(外国為替証拠金取引)ですが、これは個別株、投資信託と比べて一番増えも減りもしました。しかし精神的につらく、最終的にトントンになったところで手を引くことにしたのでした。