前回に引き続き金に関して、今回は投資先について比較してみます。
現在積み立てている田中貴金属工業の難点は、何といっても積立の休止ができない点です。
※出典:田中貴金属工業
このため一時的に他の資産に集中して投資したい、といったときに
・解約する
・継続する
を決断する必要があります。
ネット証券は手数料が安い
そこで乗り換えるとしたらどこがいいのか。候補としてはネット証券がやはり手数料の面で魅力的です。
買付代金以外は横並びですね。田中貴金属工業の買付手数料率1.5%は毎月の積立額が¥50,000以上、2.0%は¥30,000〜¥49,000ですので、私にとって現実的ではありません。
次に保管方法を見てみます。保管方法には「特定保管」「消費預託」の2種類があります。
「特定保管」
運用会社の財産と顧客の金を区別して保管する方法。万一運用会社が倒産した場合などでも顧客の資産は守られる。
「消費預託」
顧客の金も、法律上運用会社の資産となるため、運用会社が倒産した場合など、もどってこない可能性がある。
先程の候補それぞれの管理方法です。
以上を見ていく限り、SBI証券が一番の候補になります。SBI証券の難点とすれば、9月1日現在で現物転換ができない点です。
また、将来的には年会費、保管料も有料になる可能性があるからなのか、「年会費、保管料は現在無料です。」と記載してある点も気になりますね。ただこれはどこの運用会社も同じような状況だとは思います。