おはようございます。先日作ったおでんがあまりに美味しく昨晩また新たに作ってしまった、モリタシです。
自分で利回りを作る
私が一年間で新たに投資に拠出する金額はおよそ¥432,000、月になおすと一月あたり¥36,000です。内訳は次のようになっています。
- 個人型確定拠出年金・・・¥23,000
- 純金積立・・・¥3,105
- その他・・・およそ¥10,000
年に¥432,000を今後20年間毎年拠出していった場合、その合計金額は¥8,640,000です。これを現在の資産¥4,800,000に足すと、¥13,440,000になります。
- ¥432,000(一年あたりの新たな拠出額)*20年=¥8,640,000
- ¥8,640,000+¥4,800,000(現在の資産額)=¥13,440,000
ここで別のアプローチをしてみます。
現在の資産¥4,800,000を年利5.28%で20年間、複利運用できたとします。その間、新たな資金の拠出をしなかった場合です。
- ¥4,800,000*(1.0528*20乗)=¥13,432,559
20年間、毎年新たに¥432,000拠出することは、現在の資産¥4,800,000を年利5.28%の複利で20年間運用することとほぼ同じ結果となります。
つまり利回りは定期的に資金を追加することで自分で作ることができるのです。
保有資産はやっぱり重要
しかしこれはすべての人に同じように効果的であるとはいえません。保有資産が毎月、あるいは毎年拠出できる金額に対して、圧倒的に多い場合は金利としての効果はとても小さくなるためです。
たとえば私が1億円の資産を持っていて、同様に20年間、毎年¥432,000拠出した場合は次のようになります。
- ¥432,000(一年あたりの新たな拠出額)*20年=¥8,640,000
- ¥8,640,000+¥100,000,000(仮の資産額)=¥108,640,000
この場合、仮の資産1億円を年利0.41%ほどで20年間複利運用したこととほぼ同じになります。
私の場合、保有資産が拠出金額に対して小さいため、年利5.28%相当の効果をあげることができるのです。
では”保有資産が多いことは重要ではないのか”というともちろん重要です。なぜなら投資対象をしっかりと選んで投資することで、保有資産そのものが金利を持つことが期待できるためです。
1億円の保有資産を2.0%の金利で20年間複利運用できたとすると、実に1億4,800万円にもふえます。
利回りを足すことで複利の効果は大きくなる
定期的な拠出という自分で作った利回りと、投資商品そのものの利回り(キャピタルゲイン)の2つのエンジンで、資産運用への複利の効果はより大きくなると私は考えています。
ではでは、また。